2020年12月22日 08:00
規制強化すると、何が起こるか?
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Strainer

高度成長期、日本のサラリーマンとともに成長した消費者金融。

1983年を境に規制強化が進み、中小プレイヤーの多くが破綻。当時の大手6社(プロミス、武富士、アイフル、アコム、レイク、三洋信販)の寡占度が高まっていった。

上限金利についても、年々引き下げられる。かつて出資法の上限金利は「年109.5%」だったが、1991年からは約40%に引き下げ。商工ローン問題もあって2000年からは29.2%、2010年からは20%になった。

もっとも、規制強化は新たな問題を生む。中でも代表的なのが「闇金」と「過払金問題」である。

過払金問題の余波は大きく、これによって武富士は破綻、大手プレイヤーの多くが独立経営を続けられない事態に陥った。何が起こったのか、昨日の記事でご紹介したので是非チェックしていただきたい。