有料会員10万人超!AI英語学習プラットフォーム『abceed』のGlobeeの戦略
開示資料より作成
今回取り上げるのは、AI英語学習プラットフォーム『abceed』(エービーシード)を手がけるGlobeeだ。
Globeeは2014年に設立。現在も代表取締役を務める幾嶋研三郎氏が慶應大学在学中に起業。当初は店舗型の英語学校を運営していたが、2016年5月に『abceed』をリリース。入社2年目の年末にソフトバンクを退職して事業に専念した。
abceedのコンセプトは、「ユーザー1人1人が対策すべき問題のみを抽出してレコメンドするサービス」。コンテンツ教材を出版社からライセンスする形で英語学習プラットフォームを展開、累計ユーザー数は450万人にのぼる。
昨年に上場した時点では売上高も10億円に届かず、いわゆる小粒な上場という印象が強かった。しかし、その後も勢いは衰えていない。2025年5月期には売上16.5億円、経常利益4億円を見込んでいる。