後払い決済のアファーム、高金利下でも近く黒字化へ。金利引き下げで更なる追い風なるか
開示資料より作成
後払い決済サービスなどを手がけるアファーム(Affirm Holdings)が8月28日、2024年4〜6月期決算を発表した。同社においては第4四半期にあたる。
売上高は右肩上がりに拡大し、前年比48%増の6.6億ドル。営業損失は7,346万ドルに縮小した。決算発表翌日の時間外株価は30%以上の上昇となった。
アファームの株価は2021年の上場以来、乱高下を繰り返してきた。経営陣は2023年6月期、調整後営業利益を黒字化に転換させる方針を表明。2024年6月期、同利益は3.8億ドルに拡大した。今後はGAAP(一般会計原則)ベースでの黒字化という新たな目標も掲げている。