日本発チャレンジャーバンクへ!クラブ機能を軸に成長する「ナッジ」の戦略
ナッジ
今回取り上げるのは、次世代クレジットカード『Nudge』を提供するスタートアップ企業のナッジだ。
ナッジは2020年に設立され、翌年にNudgeをローンチ。「クラブ機能」を軸としたアプローチで、20〜30代の若手を中心にユーザーを獲得。直近では10代の人気も高まっている。
創業者の沖田貴史氏は歴戦の連続起業家で、フィンテックの本質は「金融分野のパワーシフト」にあると考える。必ずしも合理的な選択をするとは限らない消費者が、自然に理想の選択肢を取れるよう工夫する。そんな考え方が「Nudge」(そっと促す)という名の由来だ。
同社が目指すのは、日本発の「チャレンジャーバンク」。総額およそ50億円を調達したナッジは、今後の成長プランをどのように思い描いているのだろうか。代表取締役の沖田氏に話を聞いた。