2020年12月18日 07:24
「クラウドファースト」を支援へ
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米コンサルティングファーム「アクセンチュア」が9〜11月決算を発表した。

  • 売上高は前年比3.6%増の117.6億ドル
  • 営業利益は同じく7.0%増の18.91億ドル
  • 通期の売上予想を前年比4〜6%増に上方修正(前回予想:2〜5%)

CEOのジュリー・スウィート氏は「あらゆる業界・地域で改善し、売上予想を上回ることができた」とアピールする。

アクセンチュア

従業員数は前年比1.9%増の51万4,288人に拡大。稼働率も93%と極めて高水準で推移した。

業界別では、医療・公共分野(Health & Public Service)が前年比12%増の22.1億ドルに増収。金融分野も前年比7%増の23億ドルに拡大した。

新規受注は前年比25%増の129億ドル。コンサルティングが66億ドル(10%増)、アウトソーシングが63億ドル(47%増)とそれぞれ堅調だった。

新たに展開する取り組みが『Accenture Cloud First』である。今後3年で30億ドルを投資する方針で、あらゆる産業が「クラウドファースト」になるのを支援する。

アクセンチュアは2019年度にクラウド売上として110億ドルをあげた。コロナ禍で重要度がさらに増しているのも確かだ。