理美容業界のDXで躍進 なぜ非業界出身者の立ち上げたサインドが成長できたのか
Strainer
髪を切りたいと思うとき、ヘアサロンで予約をする人は多いだろう。ただ、予約方法は予約プラットフォームやSNS、店舗のWebサイトやアプリ経由、あるいは電話とさまざまだ。
そうした理美容室における業務の一元管理を行うクラウド型のプラットフォーム「BeautyMerit」で成長してきたのがサインドだ。
理美容サービス業界では3.7兆円のマーケットがあるが、その中で1%のシェアを取っているチェーン店が存在しない。そうした市場の中で、同社は一元管理分野でナンバーワンシェアを誇る。
サインドの代表取締役社長である奥脇隆司氏は、理美容業界の出身者ではない。今回は奥脇氏にインタビューし、業界理解の深め方や、事業の拡大ができた要因分析とともに、今後の成長戦略を聞いた。