企業向けのコミュニケーションソリューションを提供するRingCentralが先ほど発表した7〜9月期決算は、最終損益が2,096万ドルの赤字だった。前年比で赤字幅はやや拡大している。

• 売上高は前年比30％増の3.0億ドルに加速、前回予想の上限2.9億ドルを超越
• 営業損失は同じく2,967万ドルの赤字
• 年次経常収益（ARR）は合計11.8億ドル（前年比33.8%増）に加速

動画会議ツールを強化

• 2020年4月に動画会議ツール『RingCentral Video』をローンチ
• 10月には70を超える新機能追加を発表
• 通期の売上予想を11.64-11.67億ドルに上方修正、4Q売上は3.15-3.18億ドルへ

大企業から中小企業まで、幅広く利用を拡大している。チャネルパートナーと呼ばれる協業先による顧客獲得も堅調だ。時価総額は現在237.5億ドル。ARRの20倍という水準だ。