【Palantir】民間減速も公的需要は続伸、2023年は通年での黒字化へ
開示資料より作成
ソフトウェア企業のパランティア(Palantir)が市場からの評価を高めている。現地時間2月13日の決算発表翌日、株価は一日で21%を超える急騰となった。
10〜12月期、パランティアは同社初となる純利益の黒字化を達成した。non-GAAPでも調整後EBITDAベースでもない、純然たる最終黒字である。
もっとも、営業利益ベースでは依然やや赤字だ。それでもアレックス・カープCEOは「次なるチャプターの始まりだ」と成果をアピールする。2023年には、通年での黒字化を達成する見込みという。
カープCEO曰く、同社は「何もないところから繰り返し、新たなモノを作り上げてきた」。米国の商業向け事業における売上高は、ここ2年で数億ドル規模に急増させた。営業チームが未だ未熟で、始まったばかりであるにも関わらずだ。