スマホだけで体組成まで可視化するAI身体計測アプリ「Bodygram」CEOに聞く“身体データビジネス”の最前線
Strainer
3D身体計測と言えば、ZOZOSUITを想起する人が多いかもしれない。ZOZOは失敗に終わったが、最近ではスマホでの身体計測はむしろアパレルだけでなく、日用品など他の商材や、ウェルネス、金融の分野にまで浸透しているのはご存じだろうか。
スマホのカメラだけで3DボディキャプチャーできるAI身体計測アプリを運営するBodygramという米国のスタートアップがある。同社は2019年創業で、米国発でありながら、日本での売上が最も大きいというのが特徴だ。ユニクロをはじめとする大手アパレルやファッションECサイトでの採用実績がある。
身体計測だけでなく体組成測定もできるのが特長で、今年2月に明治安田生命保険の加入者向けサービスへの導入を発表した。なぜ金融機関が身体データに興味を持ったのか?そこには将来的なビジネスの意図も垣間見える。
今回はBodygramのCEOのレイ・アイバ氏にインタビュー。身体計測データが生み出す新たなビジネスの可能性について話を聞いた。