ファーウェイ出身技術者らが1年で商品化 世界最小の国産スマートリング「SOXAI」とは
SOXAI
設立から約1年という短期間で、世界最小の国産スマートリングを商品化したスタートアップのSOXAI(ソクサイ、横浜市)。クラウドファンディングの発売から1分以内に目標金額を達成するなど、消費者の高い注目を集めている。
手ぶらで決済できる手軽さや、健康データの計測を目的にスマートウォッチなどウェアラブルデバイスの普及が世界で徐々に進む。米GoogleもFitbit買収を経て、今秋に自社ブランドのスマートウォッチを投入した。
スマートリングは腕時計型より「さりげなく」装着でき、より高精度の健康データ取得が期待できる新興分野だ。SOXAIは華為技術(ファーウェイ)出身の日本人技術者が率い、スマートリング普及の未来に向けた技術開発を続ける。
来年には年10万台の量産体制を整え、健康データの可視化以外にも様々な機能を搭載していく方針だ。創業者の渡邉達彦社長と光頼篤樹COOに、戦略と展望を聞いた。