ハラスメント原因の離職 21年は約87万人 うち6割は会社把握せず、パーソル推計
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パーソル総合研究所(東京都港区)は18日、職場のハラスメントについて実態調査した結果を公表した。何らかのハラスメントを原因とする離職が、2021年は推計で約86万5000人に上るという。
このうち66%にあたる57万3000人は、離職の際にハラスメントがあった事実を伝えられず、会社側も把握しないまま退社に至った。業種別では宿泊・飲食・サービスが17万9000人と最多で、医療・福祉(14万4000人)、小売・卸(12万6000人)が続く。