データ分析爆速化ベンチャー・GIXo 成長の理由は戦略コンサル×データアナリティクスの“いいとこどり”
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今年3月に東証マザーズ市場(現在は東証グロース)に上場したGIXo(ギックス、東京都港区)の業績が好調だ。
同社は“データインフォームド”(DI)事業を柱とする企業である。簡単に言うと、データから思考する戦略コンサルティングとデータアナリティクスを組み合わせたアウトプットを販売している。
創業者で代表取締役CEOの網野知博氏は、アクセンチュアと日本IBMを経て起業。初めは小規模にデータ分析を行っていたが、あるタイミングで拡大の道へと舵を切る。
データ分析企業は軒並み業績が良いという見立てもできるが、ギックスには決定的な強みがあるようだ。同社の業績が伸びている理由を決算から読み解くとともに、網野氏へのインタビューから成長の根源となっている“強み”を解説する。