人流分析のunerry 7〜9月は78%増収 人流回復でデータ分析需要増
Strainer
7月に上場した人流データ分析のunerry(ウネリー)が発表した2022年7〜9月期(1Q)の決算は、売上高が前年比78%増の4億4900万円、純損益が3000万円の赤字(前年は1200万円の赤字)だった。消費者の外出機会が徐々に増えたことで、人流データを活用するターゲティング広告などの需要が企業などの間で高まっている。
同社は同意を得たスマホユーザーから月間300億件以上の行動データを収集し、AIが分析して広告配信などに活用できるサービスを展開する。来店可能性が高い消費者を割り出し、SNSや広告を配信する小売店向けの「行動変容」サービスの収益が3倍以上の2億2400万円と好調だった。