小口金融の五常・アンド・カンパニーが70億円調達 伊藤忠や丸紅出資
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新興国で小口金融サービスを運営する五常・アンド・カンパニー(東京都渋谷区)は9日、VCや金融機関からの出資で70億円を調達したと発表した。運用資産高は1000億円を超えており、2030年までに計50カ国に進出する長期目標に向けて事業展開を加速させる。
2014年設立の同社は、発展途上国で零細〜中規模事業向けの小口金融(マイクロファイナンス)を提供している。5カ国にある9つのグループ会社を通じてサービス展開し、2021年9月時点で494億円だった運用残高は2022年9月に約2倍の1018億円まで拡大した。