文字起こしサービスを展開するNotta（東京都中央区）は4日、VCなどから約14億円を調達したと発表した。資金は製品や研究開発に投じるとしている。

Nottaは会議などの会話音声から文字を起こし、編集や共有までできる音声自動テキスト化サービスを展開する。日本語や英語をはじめとする104の言語に対応し、AI音声認識エンジンによる高精度の文字起こしで、議事録作成などの作業時間の削減できる。

個人や企業だけでなく大学や医療機関、法律事務所に至るまで幅広く利用されている。9月末時点で累積ユーザー数は66万人、チーム版の利用企業数は200社を超えた。

また同日、顧客情報が不正アクセスから安全に保護されていることを証明する「SOC2 Type1 保証報告書」を受領したと明らかにした。これによりサービスの安全性だけでなく、運営組織、管理システムやプロセスなど総合的な内部統制についての信頼性が保証されるという。