2022年10月23日 12:10
売上高は10年前の2.9倍!カチタス社長に聞く「地方の空き家」を売れる商品にできた理由
Strainer

日本の「空き家」は2018年時点で6242万戸に達している。これは国内の総住宅数の13.6%を占めており、増加ペースは加速している。

そんな中、空き家のうち「地方の一戸建て」に限定して買い取り、自力でリフォームして販売まで行っているのがカチタス(群馬県桐生市)だ。

同社の売上は右肩上がりだ。一戸建ての空き家を買い取りから販売まで一手に担っている企業はそれほど多くなく、寡占の状況でもある。2024年4月1日から、相続登記の義務化が開始されるため、「空き家」の流通も活発化する可能性が高い。

なぜカチタスがこの分野で伸びることができたのか。カチタス代表取締役社長の新井健資氏に「空き家ビジネス」の本質と今後の成長可能性とともに、「売れる空き家」のポイントと落とし穴について聞いた。