米プロクター・アンド・ギャンブル（P&G）が19日発表した2022年7～9月期（1Q）の決算は、売上高が前年比1%増の206億1200万ドルだった。主要製品の値上げにより9%の増収効果が出たが、製品の販売数量は3%減少。為替変動により6%の減収影響が出たことも相まって全体では微増収にとどまった。

カテゴリー別では、ヘルスケア事業の既存売上高が8%増と好調だった。特に風邪薬などのパーソナル・ヘルスケア部門は、季節の変わり目に差し掛かり販売数量が伸び、10％台後半の増収となった。