2020年12月14日 08:02
月額利用料などは堅調
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スマレジが12月11日に発表した上半期決算は、最終損益が2.4億円の黒字だった。前年比34.8%の減益である。

  • 売上高は前年比19%減の14.8億円
  • 営業利益は同じく34%減の3.45億円
  • 関連機器の販売などが前年の特需から反動減
  • 月額利用料などは前年比18%増と堅調

スマレジ

1年前は軽減税率への対応による駆け込み需要の影響で、関連ハードウェアの販売が急増。その後は鈍化したが、サービス売上が着実に積み上がっている。

有料店舗数についても新型コロナの拡大に伴って鈍ったが、足元は成長を取り戻し17,372店舗に達した。

8月までは新規商談件数が鈍化していたが、10月はコロナ前と同水準まで拡大。成約率も改善し、前年同月を超える実績となっている。

売上予想は前年比横ばいの32.5億円、営業利益は同じく9.6%減の6.8億円を予定。営業利益の進捗は良好、売上は45%程度の進捗率となっている。時価総額は現在、462億円。

今年夏には次期バージョン「スマレジ4.0」をリリース。誰でも専用アプリを作ってスマレジユーザーに販売できる「アプリマーケット」も展開。プラットフォームとしての成長も狙う。申込数は現在、232(うち法人:170社)となっている。