オンライン薬局「YOJO」運営のPharmaXが目指す、“なめらかな医療体験”とは
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コロナ禍を契機に急速に広がったオンラインでの医療サービス提供。そんな中で着実に成長を続けているのがスタートアップのPharmaX(東京都新宿区)だ。
医師でもある代表取締役の辻裕介氏と、エンジニアで取締役の上野彰大氏が2018年に創業。主力事業としてオンライン薬局「YOJO」を展開する。LINEを通じて薬剤師が体質に合った漢方などを提案し、購入から配送、アフターフォローまでがオンラインで完結するサービスとなっている。
2021年に保険薬局の指定を受け、オンライン服薬指導による処方薬領域へ参入。リモート薬剤師の積極活用やCRM(顧客管理)ツールの自社開発などに取り組み、患者の医療体験の向上と薬剤師の働き方改善を同時に進めていることも特徴の一つだ。
9月にはKDDIとの協働についても明らかにしている。パートナーとの連携も広げながら、テクノロジーを活用した「なめらかな医療体験」の提供を目指している。
同社の足元の状況や今後の展望について辻代表に聞いた。