「管理職男女比5:5」「日本人幹部6割」乳製品大手 ダノン流サステナブル経営とは
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「BIO(ビオ)」や「OIKOS(オイコス)」ブランドのヨーグルトなどを販売する仏Danone(ダノン)がサステナブル経営の実践を進めている。日本法人トップのローラン・ボアシエ社長が9月に会見し、事業方針を説明した。
グローバルでは同社商品のフードロスを2030年までに2016年比で半減させる目標を掲げ、賞味期限を延ばす製造技術や品質管理の改善に向けた投資を加速。「業界最長の賞味期限を持つヨーグルトメーカーであり続ける」(同社)
日本独自では、今後3年で管理職の男女比率を5:5にするほか、経営陣の日本人比率を60%以上とする目標も示した。次世代のリーダー育成にも注力し、経営幹部の社内昇進率は20%高めるという。
糖質オフ、食物繊維やタンパク質が豊富な製品の投入で、日本でも2年連続で二桁成長を続ける同社。サステナブルを前面に押し出す経営戦略を紹介する。