厚生労働省は16日、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万526人になったと発表した。前年から4016人増え、初めて9万人を超えた。全体のうち女性が8万161人と88.6%を占めた。最高齢は115歳。

調査を開始した1963年の人数は153人で、約60年で591倍に増加した。 2022年度中にはさらに4万5000人以上が100歳となる見通しだ。人口10万人あたりの100歳以上の高齢者数は72.13人で、都道府県別で見ると島根県が最多（142.41人）となった。