シャトレーゼ、全店舗で人材教育をデジタル化 従業員1万人超が対象
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菓子の製造販売チェーン大手のシャトレーゼ(山梨県甲府市)は13日、マニュアル作成・共有システムでトップシェアの「Teachme Biz」の導入を発表した。すでに直営店ではテスト導入が進んでおり、2023年4月にはフランチャイズを含む全店舗での活用を始める計画だ。
Teachme Bizではスマートフォンだけで業務マニュアルの作成ができるほか、数分で更新することも可能だ。また、マニュアルを組み合わせた研修コースも設定でき、効果的なスタッフ教育にもつなげられる。
シャトレーゼの従業員数は1万人を超え、店舗数は2018年末の全国575店から足元では690店にまで急拡大している。
ただ、マニュアル更新が遅く店舗サービスにばらつきがでるなど、規模の拡大に伴う課題も顕在化していた。教育環境を整備により作業の標準化を進め、こうした課題の解決につなげる狙いだ。