東南アジア医師の3人に2人が使うドクイティ、4400万ドル調達 伊藤忠がグループ化
Docquityのサービス画面のイメージ=伊藤忠商事
医療従事者の情報共有プラットフォームを展開するシンガポールのスタートアップ、Docquity Holdings(ドクイティ)が伊藤忠商事などから総額4400万ドルの出資を受けた。東南アジアでは医師の3人に2人が使う規模に育っており、日本や中東でもサービスを拡大する方針だ。
ドクイティはインドネシア、マレーシア、フィリピンなどで250以上の学会と連携。35万人以上の医療従事者が利用し、国境を超えて臨床経験の共有や症例の意見交換をしている。伊藤忠によると、医師の利用者は東南アジア全体の7割にあたる約30万人いる。