2022年08月26日 14:54
DX支援のMarindows が6億円調達、ソフトバンクや商船三井が出資 
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スタートアップのMarindows (マリンドウズ、東京都港区)は26日、シードラウンドで6億円 を調達をしたと発表した。ソフトバンクや商船三井など国内外の16社が出資した。

調達資金は、衛星通信サービスの拡販に投じるほか、貨物船の船員などの業務改善サービスの開発にも振り向ける。

Marindowsは2021年設立で、海洋における業務のDXにつながるサービスを手がける。現在は船員向けの業務サポート端末や船舶向けのドライブレコーダー、電子海図などの開発に取り組み、今年の秋以降に順次市場投入を進める考えだ。

またこのほど、静止衛星を使った海洋向け衛星電話サービス「SHIP365」を開始した。日本の全海域を「通信圏内」とすることで、情報の伝達可能範囲が広がり小型船の事故の防止できるとしている。