フィットネス運営のLifeCoach（京都市）は24日、プレシリーズAラウンドで約1億2000万円を調達したと発表した。VCのXTech Venturesやメルカリの小泉文明会長らを引受先とした第三者割当増資を実施し、調達資金はプロダクト開発や人材採用に充てる。今後はジム体験のデジタル化にも着手する方針だ。

同社は2020年の設立で、2022年から次世代型フィットネスジム「LifeFit（ライフフィット）」を展開する。会員登録や決済、利用前後のサポートは全て専用アプリ内で完結する。

最短1分の手続きで利用を始められ、月額2980円の定期利用だけでなく1回500円の都度利用もできる。入会金や管理費は無料だ。

現在は京都府や滋賀県で3店舗を運営する。リーズナブルな料金体系と開始までの手軽さが好評で、サービス開始から半年で数千人以上が利用しているという。