"広告を出せば売れる"時代は終わる 「ecforce」運営幹部が語るEC市場の変化
SUPER STUDIO
ーー広告を出して商品が売れるイージーな時代はもう終わる。ECプラットフォーム「ecforce」を展開するSUPER STUDIO(スーパースタジオ、東京都目黒区)の花岡宏明COOはこう言い切る。
コロナ禍を経て日本のEC市場は急拡大した。参入する事業者も増え、デジタルマーケティングの一環として広告出稿数が増加したことで、広告単価は上昇が続く。
これまでの広告頼みのマーケティングでは、規模の小さい事業者は採算が合わなくなりジリ貧になっていくと花岡氏は予想する。その上で今後もEC市場で成長を続けるには「データの活用によるLTV(顧客最大価値)の向上」が不可欠だと指摘する。
こうした企業を支援するため、同社は誰もが簡単にデータを活用し適切な施策を打てる「次世代EC構想」を推進する。
今回の記事では、花岡氏に聞いた市場の変化や求められる企業の対応、SUPER STUDIOの強みや今後の展望をインタビュー形式で紹介する。