アンダーアーマーCEO「潜在需要60億ドル」 4〜6月苦戦も楽観姿勢

Strainer
スポーツ用品の米Under Armourが現地時間3日に発表した2022年4〜6月期(1Q)の決算は、売上高が前年比微減の13億4900万ドルだった。コリン・ブラウン暫定CEOは「(潜在的な)ブランド需要はまだ60億ドル相当ある」と述べ、コロナ沈静化によって特にアジア太平洋地域の販売が下期以降には上向く見通しを示した。
ただ足元の業績は厳しい。インフレによる消費抑制や中国のロックダウンを背景に、地域別は北米で横ばい、EMEA(欧州、中東、アフリカ)で1%減、アジア太平洋で8%減。店舗やECが減収で苦戦し、卸売り主体のラテンアメリカが唯一、6%の増収だった。