PayPal、エリオットから出資受け入れ コスト削減加速か
Strainer
米決済大手のPayPal Holdingsが2日に発表した2022年4~6月(2Q)の決算は、売上高が前年比9%増の68億ドル、営業利益は32%減の7億6400万ドルだった。決済取引関連の費用が21%増、税金費用が2倍以上に膨らみ、利益を圧迫している。
同日にはアクティビストとして有名な米エリオット・マネジメントから20億ドルの出資を受けたと公表。PayPalは2022年に営業費用を9億ドル削減するとしているが、エリオットの関与でさらなるコスト削減が進む可能性もある。