小野薬品工業が1日発表した2022年4〜6月期の連結決算は、売上収益が前年比22%増の1067億円だった。主力のがん免疫薬「オプジーボ」の売上収益は17%増の341億円に伸長。競合もがん治療薬を強化し競争環境が激しくなる中、効果が高く治療の最初に用いられる「一次治療薬」として、患者数の多い胃がんなどを対象に使用が拡大した。
がん免疫薬に関連するロイヤリティ収入は29%増の346億円となった。そのほかの主力製品では、糖尿病や慢性心不全の治療薬である「フォシーガ」が75%増の131億円と好調だった。
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