2022年07月25日 17:04
GMOグローバルサインなど3社が提携、契約業務の効率化でサービス開発
GMOグローバルサイン・ホールディングス

電子契約サービスなどのGMOグローバルサイン・ホールディングス(HD)は25日、人材サービスのキャリアインデックスと業務提携したと発表した。同社の連結会社で契約業務を支援するContractS(コントラクツ、東京都千代田区)とも提携し、3社共同で企業の契約業務の円滑化につながる、新サービスの提供を目指す。

どんな企業?

GMOグローバルサインHDは、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を提供する。導入企業数は2022年5月時点で140万社を超えており、業種を問わず支持を集めている。

ContractSは契約管理サービス「Contracts CLM」を主力とする。

同社のサービスは、「CLM(契約ライフサイクルマネジメント)」と呼ばれ、契約書作成や審査、契約の期限管理など、契約前から契約後まで一貫して契約業務全体を支援できる。米国では契約管理の支援手法として主流で、市場は急成長が続いている。

キャリアインデックスは営業支援クラウドサービス「Leadle」を展開し、集客やセールス支援に強みを持つ。

今後の展開は?

GMOグローバルサインHDとContractSが、互いの技術を共有し新サービスの開発に取り組む。

キャリアインデックスが得意とする人材・不動産領域において、雇用契約や不動産関連需要を取り込むための営業連携も進めていく方針だ。