2022年07月21日 14:00
「ECに第3の選択肢を」評価額4500億円、仏ユニコーンMiraklとは
Strainer

仏スタートアップのMirakl(ミラクル)が今春、日本市場に参入した。すでに40カ国に進出し、2021年末時点の企業価値は35億ドル(約4500億円)と日本最大ユニコーンのプリファード・ネットワークス(約3500億円)を上回る。

販路を広げたい世界のメーカーなど5万社以上が、商品を登録するプラットフォームを展開。EC運営企業がブランドや価値観に合致する商品を自由に選び、自社のラインアップとして自社サイトに掲載できる。

総合ECへの出品、単独でのEC運営における弱点をそれぞれ解消する「第3の選択肢」を標榜。Amazon.comの攻勢に、「カスタマイズ」した自社ECで対抗したい小売り大手を中心に利用は300社以上に広がる。

独SAPや米Microsoftを経て、4月に日本法人社長に就任した佐藤恭平社長にビジネスモデルを聞いた。