加熱する「メタコマース」、仮想モールが相次ぎ登場
Strainer
仮想空間を活用し消費者に新たな購買体験を提供する「メタコマース」のサービスが相次いで登場している。
メタコマースは、メタバースとECをかけ合わせた造語で、仮想空間に作られるバーチャルショップを通じた商取引を指す。
ECと異なるのは、仮想の商業施設や百貨店などをアバターを通じて回遊し、商品を試着したり接客を受けるといった、現実と同様の購買体験ができる点だ。
また、単に実店舗と同じものが購入できるだけでなくアバター向けのアイテムなど仮想空間上で利用できる商品も販売される。例えばアバターと利用者が同じ服やアクセサリーを購入して身に着けることもできる。
リアル店舗、ECに次ぐ「第3の売り方」として認知され始めており、今回の記事では仮想モールなどの展開に取り組む国内外の企業を紹介していく。