EC機能拡充のFree Standard、5.4億円を調達 新サービスの提供開始
Free Standard
ECサイトへの機能実装を支援するFree Standard(フリースタンダード、東京都世田谷区)は7日、プレシリーズAで5億4千万円を調達したと発表した。ANRIや、グローバル・ブレインとヤマトホールディングスが共同設立したファンドなどが出資した。調達資金はサービス開発や新規採用による組織体制の強化に充てる。
どんな会社?
フリースタンダードは2020年に設立され、アパレルブランドなどが自社ECサイト上に「お試し」や「リユース」の機能を実装できるサービス「Retailor(リテーラー)」を開発する。このほど、正式提供を開始した。
消費者は新品を購入するだけでなく、リユース商品の購入、商品のお試し注文も可能になって選択肢が広がる。
企業側は返却された商品や消費者から回収した商品を、繰り返し販売することもできる。配送や在庫管理、クリーニングや保管といった業務までリテーラーが担う。