2022年07月06日 16:49
別荘サブスクのSanu、8.5億円調達 物件数を4倍の200棟に
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Sanu

別荘のサブスクリプションサービスを手がけるSanu(サヌ、東京都中央区)は、事業成長段階にあたるシリーズAラウンドの調達総額が約19億円になったと発表した。

セカンドクローズで、SBIインベストメントや三井不動産のCVCなどの7社を引受先とする第三者割当増資を実施し、8億5千万円を調達。融資なども含めた累計額は約50億円となる。

どんな会社?

Sanuは2019年の創業で、2021年11月から別荘などのセカンドホームを月額制で利用できる「SANU 2nd Home」を展開する。足元では山梨県など首都圏周辺の7拠点で50棟を運用している。月会費は月額5万5000円で、週末やレジャーシーズンなどは追加で宿泊費がかかる。

宿泊施設は無人で運営され、会員登録から予約、チェックアウトまでの一連の流れをスマートフォンだけで完結できる。

資金使途は?

調達資金は拠点の開発や会員枠の拡充、人材採用に充てる。2024年に拠点数を20に、物件数を200棟まで増やす計画だ。その後は拠点を全国に拡大していく考えだ。