2022年07月01日 15:57
米ウォルグリーン、3〜5月7割減益 医療用麻薬の訴訟響く
Walgreensの店舗=Shutterstock

米ドラッグストア大手のWalgreen Boots Alliance(ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス)が発表した2022年8月期3Q(同3〜5月期)の純利益は2億8900万ドル(約390億円)となり、前年同期から74%減った。医療用麻薬を巡る問題で、和解の費用として多額を計上している。

なぜ減益?

医療用麻薬「オピオイド」について、薬物中毒者による乱用が疑われる処方を当局に報告していなかったとして、同業大手の米CVSヘルスとともに訴訟を提起されている。

ウォルグリーンは原告のフロリダ州との和解費用を、営業損失として3〜5月期に6億8300万ドル計上したため収益に響いた。ただ米国各地で訴訟が起きており、今後同様のケースがさらに可能性がある。

詳しい業績

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売上高は4%減の325億ドル、営業利益は3億2000万ドルの赤字だった。店舗で実施する新型コロナワクチンの接種が前期にピークとなり、反動減も減益に影響した。

消費者がネットで商品を購入し、最短30分で店舗で受け取れるピックアップサービスの利用が3Qに280万件あり、これらデジタル関連の売上高は25%増えた。ピックアップなどを利用できる会員サービスの利用者は計9900万人となった。