ストレイナー読者であれば、アパレル通販サイト「SHEIN」をご存じだろう。英語圏で人気を誇る、中国発のベンチャー企業だ。近年は日本でも目にすることが増えた。

ケイティ・ペリーなどセレブリティを広告塔とし、若い女性を中心にエンドユーザーを集める。ベンチャー企業としての評価も高まり、直近の評価額は1000億ドルにのぼった。

SHEINは、何もないところから突如として生まれた会社ではない。中国発の越境ECではLightInTheBoxが先にあり、欧米圏でもASOSやBoohooといった「ウルトラファストファッション」が勃興。SHEINは、そうした流れをさらに押し進めた存在と言える。