食べチョク運営が13億円を調達、地銀系ファンドと地域連携
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食品の産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京都港区)は14日、ベンチャーキャピタル(VC)などから約13億円を調達したと発表した。 調達資金は自治体や地域との連携強化と生産者のサポート、人材採用などに充てる。
既存株主のジャフコグループとNOWに加え、みずほキャピタルや三菱UFJキャピタル、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のファンドなど地方銀行系ベンチャーキャピタル6社を引受先とした第三者割当増資を実施した。
どんなサービス?
⾷べチョクは2017年にローンチされた、⽣産者から直接農産物などを購⼊できる産直通販サイトだ。野菜や果物をはじめ、米や⾁、⿂といった食品と、花き類を取り扱っている。2022年5月時点でユーザー数は65万人、登録⽣産者数は7200軒を超え、4万点を超える商品が出品されている。
食べチョクはこれまで全国57の自治体と連携し、生産者の販路拡大・販売促進を支援している。今回出資を受けた地銀系ベンチャーキャピタル6社を中心に、地域連携をさらに強化していく考えだ。