2022年06月08日 18:14
クリエイター育成の新会社、ガウディとバルコロニーが設立へ
Gaudiy

ファンプラットフォームのGaudiy(ガウディ、東京都渋谷区)は8日、Web3領域に特化したクリエイターを育成する新会社を立ち上げると発表した。時期は今夏を予定し、「鬼滅の刃」や「君の名は。」といった作品のクリエイティブ制作を手がけるBALCOLONY.(バルコロニー、東京都渋谷区)との共同出資で設立する。

どんな会社?

新会社の名前は「C4C Labs(シーフォーシーラボ)」。Web3領域における制作事業や教育事業を展開する計画だ。

制作事業では、NFTやメタバースなどのプロジェクト制作やオリジナルIP(知的財産権)の開発を行う。教育事業では、Web3領域に精通する若手クリエイターを育成するため、美術大学や専門学校などと連携し教育コンテンツの開発と提供を行なっていく。

背景は?

Web3はブロックチェーン技術を基盤とした分散型のネットワークを指し、世界で注目が集まっている。情報や権限が海外の大手プラットフォーマーに集約されることなく、個人が管理できるようになる。

そのため、個人のクリエイターによる創作活動で形成される経済圏「クリエイターエコノミー」との相性がよいとされている。 両社はWeb3の時代ではクリエイターの重要性がますます高まるとにらみ、Web3に関連する先端技術を学び情報を得られる機会を提供していく考えだ。