米フォード、ミシガンなど米3州で6200人を雇用 37億ドル投資
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米Ford Morter(フォード・モーター)はミシガン州、オハイオ州、ミズーリ州の拠点で計37億ドルを投じ6200人の新規雇用を創出する。電気自動車(EV)やピックアップトラックの増産に伴い雇用を拡大する。増産などによる新たな仕事の増加が、フォード以外でも2026年末までに7万人以上の雇用を間接的に生み出すとしている。
Detail(具体的な内容)
ミシガン州では20億ドルを投じ、EVの「F-150ライトニング」やピックアップトラックを増産し、新たに3200人の雇用を生み出す。同社は2016年以降、本拠地であるミシガン州で100億ドル以上を投資し、1万人以上の雇用を創出・維持してきたという。
電動ピックアップトラック「F-150ライトニング」=Shutterstock
オハイオ州とミズーリ州では商用EVや商用バンの生産に投資し、あわせて3000人程度の雇用を創出する計画だ。
新規雇用とは別に全米自動車労働組合(UAW) との間で、派遣社員など約3000人をフルタイムの正社員に切り替えることで合意した。また、従業員の職場環境の改善に今後5年間で10億ドルを投じる考えだ。