アパレル通販のZOZOの創業者である前澤友作氏は27日、「Web3」や仮想空間「メタバース」の関連領域に特化したファンドを立ち上げた。投資総額は100億円規模で、主に創業初期のスタートアップを投資対象とする。

Detail（具体的な内容）

新たに立ち上げた「MZ Web3ファンド」では、Web3関連の事業を展開する企業と、VR（仮想現実）やAR（拡張現実）の技術を活用した製品やサービスを提供する企業に投資する。一度の投資額は数百万〜数億円を想定。「マイノリティ投資からリード投資まで柔軟に対応する」としている。

審査を通過し投資が決定した場合、1週間以内に資金を払い込むことも可能だ。投資先のプロモーションやマーケティングを支援するほか、テクノロジーやクリプト（暗号資産）領域の 専門家による事業の立ち上げ支援も行う。

Comment （関係者のコメント）

前澤氏は27日にTwitterで「Web3の考え方は、今までの資本主義でスポットの当たらなかった人を照らせる可能性がある。ワクワクする世界が目の前に拡がっている気がしている」と投稿した。