2022年05月27日 06:12
パーキンソン病専門ホームで急成長「サンウェルズ」
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パーキンソン病専門の老人ホームを手がけるサンウェルズ(石川県)が23日、東証グロース市場への新規上場を承認された。

パーキンソン病は厚生労働省が指定する難病の一つで、振戦(ふるえ)や筋強剛(筋固縮)などの運動症状をともなう。患者の割合は1000人に1〜1.5人で、60歳以上では100人に約1人にのぼる。主に50歳以上で起こる病気であり、人口の高齢化が進むにつれて患者数も増大する。

薬物療法に加え、適切なリハビリ(運動療法)がパーキンソン病の患者にとって極めて重要である。そこでサンウェルズが展開してきたのが、パーキンソン病に特化した専門施設「PDハウス」だ。

サンウェルズの売上規模は右肩上がりに拡大しており、2022年3月期には84億円超えへと大きく加速した。その背景にある事業こそ、パーキンソン病専門ホームの拡大だ。

こちらの記事では、新たに上場するサンウェルズとは一体どんな会社なのか、その事業モデルや今後の展望について紐解く。ぜひチェックしていただきたい。