2022年05月20日 19:09
ドコモ、ダンスイベント運営に4.5億円出資 メタバース上で連携
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NTTドコモ

NTTドコモは20日、ダンスのイベントなどを運営するアノマリー(東京都渋谷区)との資本業務提携に合意したと発表した。ドコモが4億5000万円を出資し、ネット上の仮想空間「メタバース」上で、連携してダンスに関連するコンテンツを提供していく。

ドコモがアノマリーの第三者割当増資を引き受けた。2004年設立の同社はダンスバトル大会「DANCE ALIVE」シリーズを国内外で開催してきたほか、ダンサーの支援事業なども展開する。

またドコモは3月、スマートフォンやパソコンからメタバース上のアバターを操作し、利用者同士が交流できるサービス「XR World」を開始している。両社が協力することで、バーチャル空間でも「様々なダンスモーションやダンスコンテンツを展開する」という。

国内では2012年から中学校でダンスの授業が必修化された。2024年のパリ五輪の種目にはブレイクダンスが追加されるなど、ダンスは世界で関心が高まっている分野でもある。「ダンスカルチャーのさらなる発展に貢献できると期待したい」(ドコモビジネスクリエーション部の岩村幹生氏)

アーティストのライブ映像や電子書籍なども含め、ドコモはXR Worldで提供するコンテンツを随時拡充していく方針だ。「将来的には趣味嗜好の合ったお客さま同士が集まり、共通の話題で盛り上がれる機能を提供していく」(同社)としている。