米株が急落、収益悪化懸念 小売り決算受け
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米国で小売り大手の業績が相次ぎ悪化した影響で、米国時間18日のダウ平均株価は前日比1164ドル52セント(3.57%)安と年初来安値を更新した。米国で継続する高インフレが企業の業績を圧迫するとの懸念から、主要企業の株価が軒並み下落した。
米ディスカウントストア大手のターゲットが同18日に発表した2022年2〜4月期の純利益は前年同期比52%減の10億900万ドルと市場予想平均を大幅に下回った。消費者の購買意欲は堅調で、売上高は4%増の251億ドルだった。しかし売上原価が10%上昇し、販管費も6%増えるなどで利益が萎んだ。