近距離モビリティのWHILL、トヨタ系ファンドが出資 国内企業で初
WHILL
近距離モビリティ(移動手段)を開発するスタートアップのWHILL(ウィル、東京都品川区)は17日、トヨタ自動車傘下の投資ファンド、ウーブン・キャピタルから資金調達したと発表した。金額は非公表。ウーブン・キャピタルによる日本企業への出資は初めてとなる。
2012年設立のウィルは、車や電車といった既存の交通手段が利用できない状況で、人の近距離移動を支援する独自製品を開発してきた。2020年には自動走行する電動車椅子「WHILL自動運転システム」が羽田空港で実用化された。