2022年05月16日 23:02
米マクドナルドがロシア撤退 最大損失14億ドル
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米マクドナルドは米国時間16日、ロシアによるウクライナへの侵攻を受けて、ロシアでの事業を売却する手続きに入ったと発表した。撤退に伴い約12〜14億ドルの損失を計上する見込みだ。

同社は32年前にロシア事業を始め、3月から同国内の850店舗で運営を一時的に停止していた。ロシアでの従業員数は約6万2000人。現地企業への売却を目指すとしている。

マクドナルドは「ウクライナでの戦争による人道危機と予測できない経営環境を踏まえ、ロシア事業は継続不可能と結論付けた。マクドナルドの価値観とも一致しない」とコメントした。