スタートアップ出資、21年度は1679件 5年で2倍に
フォースタートアップスのレポートより作成
新興企業の支援を手がけるフォースタートアップス(東京都港区)が実施した調査で、国内スタートアップへの出資件数が2021年度に1679件と、2017年度の865件からで約2倍に増加したことがわかった。
同社が展開するデータベース「STARTUP DB」に登録されている「投資家企業」のうち、事業会社とCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)に分類される947社を対象として、2022年4月までに取得した公開情報をもとに算出している。
新規事業の育成や事業シナジーの創出を狙い、日本の大手事業会社によるスタートアップ投資が活発化している。フォースタートアップスは「コロナ不況によって既存事業が頭打ちになってしまう企業が増えた事も影響している」と分析する。