2022年05月16日 16:58
サントリー、飲料を最大20%値上げ 10月
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サントリー食品インターナショナルは16日、日本国内で販売する一部商品の価格を改定すると発表した。ペットボトルやボトル缶の飲料の希望小売価格を6〜20%引き上げる。「製造原価が大幅に悪化し、企業努力だけでは吸収できるレベルを超えている」(同社)としている。

2022年10月1日の出荷分から価格改定する。急激な円安や原材料費の高騰、環境に配慮したペットボトル素材の開発などによるコスト上昇が背景にある。

同業大手ではコカ・コーラボトラーズジャパン(東京都港区)も5月の出荷分から、主力の「コカ・コーラ」など大型のペットボトル飲料で価格を5〜8%上乗せしている。

サントリー食品インターナショナルは「今後も先行き不透明な状況が続くことが予想されるため、やむを得ず価格を改定する」とコメントした。