2022年05月16日
不動産テックのすむたす、12億円を調達 エリア拡大へ
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不動産テックのすむたす(東京都中央区)は16日、総額12億円の資金調達を実施したと発表した。

既存投資家であるWiL(ウィル)に加え、ベンチャーキャピタルなど6社と個人投資家を引受先とし、10億円の第三者割当増資を実施した。さらには、日本政策金融公庫から2億円の借入も実施。今回の資金調達により、累計調達額は20億円超となった。

調達した資金は首都圏にとどまるサービス対象エリアの拡大に加え、住宅ローンなど関連サービス拡大にも活用する予定だ。

すむたすは、物件をオンラインで買い取って再販する「iBuyer(アイバイヤー)」と呼ばれる事業モデルの企業だ。AIが物件を査定し、仲介会社を通さずアイバイヤー企業と売り手が直接取引を行うため、物件の売買スピードを大幅に短縮できる。

2018年から提供する不動産買取サービス「すむたす買取」は、最短1時間で価格を提示し最短2日で契約と現金入金までを完了できる。

一般的な物件の売却は査定から販売、契約まで数ヶ月間を要することもある。すむすた買取は最短2日で売却が完了するという手軽さが特徴で、累計の査定件数は1万件を超えている。

アイバイヤーのビジネスモデルは、中古物件の流通比率の高い米国を中心に注目を集めており、米Opendoor Technologies(オープンドア・テクノロジーズ)や米Offerpad Solutions(オファーパッド・ソリューションズ)といった有力企業がすでに上場を果たしている。