韓国電子漫画とTBS、共同で制作会社 映像化を視野
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韓国ネット大手のネイバーの傘下で、電子漫画サービスを提供するNAVER WEBTOON(ネイバーウェブトゥーン)やTBSホールディングス(HD)は16日、共同で韓国に電子漫画の制作会社を設立すると発表した。日本での映像化を見据え、作品の開発で協力する。
スマートフォンで閲覧しやすい縦読みなどの構成にした電子漫画「ウェブトゥーン」の新たな制作会社「Studio TooN」を5月に設立し、6月から運営する。2社とウェブトゥーン制作のSHINE Partners(シャインパートナーズ、東京都千代田区)の合弁会社で、同社の岩本炯沢社長が新会社の社長に就く。
ネイバーウェブトゥーンは計10ヶ国語で世界8200万人の利用者に作品を提供している。同社原作の作品がドラマなどで映像化され、ヒットにつながった事例も多いという。
TBSHDの佐々木卓社長は「ウェブトゥーンを原作とした映像作品にも期待してほしい」とコメントした。シャインパートナーズはウェブトゥーンに特化した2016年設立の制作会社で、合弁を機にノウハウを3社で共有する。