2022年05月12日
チャットコマースのZEALS、総額50億円を調達 
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ZEALS

対話アプリ上で商品購入ができる「チャットコマース」システムを手掛けるZEALS(ジールス、東京都目黒区)は12日、総額50億円の資金調達を発表した。

政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツやZホールディングス傘下のZベンチャーキャピタル、日本郵政キャピタル、米セールスフォースの投資部門であるセールスフォース・ベンチャーズの4社を引受先として35億円を調達。加えて、みずほ銀行と三菱UFJ銀行から15億円の当座貸越枠を確保した。

調達した資金はサービスの機能開発やNLG(自然言語生成)開発、販売体制の強化に振り向ける。ジールスは現在、国内でのみ事業を展開しているが、アジアや米国も視野に入れている。

ジールスは「LINE」などの対話アプリ内の自動応答チャットを使い、消費者にオンラインで接客体験を提供できるシステム「ジールス」を展開する。これまで化粧品販売や自動車ディーラーなど400社以上にシステムを提供した実績がある。

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、対面での顧客接点が減りオンラインを活用する企業は増えている。同社のツールを使えば、消費者は店頭で質問するような感覚で商品について知ることができ、企業は対話アプリを通じて消費者に継続して情報を届けることができる。

ジールスは2022年3月に東証マザーズ(当時)への上場をとり下げていた。 現在は「適切な上場時期について引き続き検討を続けている」(同社)という。